cairns
容量が大きくなりそうなので、ケアンズの思い出はここへ。
26日夜、成田で中学からの友達「るっちょ」と合流し、
一晩を飛行機の中で過ごし、早朝にケアンズ国際空港へ到着。
まだ早くてお店もやっていないけど、
お腹が空っぽで死にそうだったので
まずは早朝からオープンしてる海辺のカフェ、ROAST COASTへ。
節約のためにロングブラックとレーズントーストで。
初日はケアンズの中心部を散策。
想像以上に小さい街で、居心地が良くて身体にあたる太陽も気持ちいい…。
蒸し暑い日中さえ乗り越えれば、夕方の空気感は最高以外の何でもなかった。
最近足りていなかった、太陽やあたたかい気温で得られるエネルギーを蓄えられた気がした…。
2日目はキュランダの大自然の中へ。
まずは動物と触れ合い。
コアラのだっこ… 気持ちよくて優しくて柔らかくて天使みたいだった…
顔や爪が怖いと思っていたけど、数少ない州でしかできないこの経験ができて本当に良かった…
ワラビーにも餌をあげたり、飛ぶ姿を間近で見たり
やる気のない寝そべっているカンガルーのそばにいったり
動物園の小道には大きいものから小さいものまでトカゲがたくさん現れてきたり…笑、
日本じゃ考えられないような動物との接し方ができた。
おまけに熱帯に住む鳥ともたくさん触れ合えた。
こんなに綺麗な色をした鳥さんたち。
人間の負の力で減らしてしまうなんて絶対許せないなぁ…
オーストラリアで触れ合えた動物は、地球に有り余るほどいるような種類じゃないけど、
人間の小さな努力の積み重ねでその動物たちがずっと平和に暮らしていけるといいなぁ…。
のんびりとお買い物をしたり、アボリジニのアートを見たりしていたらあっという間に帰りの列車の時間に。
(ランチタイムの大雨の激しさは一生忘れられない…!メモ…!)
この列車がまた、最高だった……。
ただの帰り道の手段程度だと思っていたら大違い。その日のビッグイベントだった。
まず、駅からわくわく。
こんなに熱帯の中にある駅に足を踏み入れるのはもちろん初めてで、駅の中から溢れる自然に驚き。
緑が茂るわ、見慣れない鳥がゆったり歩いてるわ。不思議な光景。
途中途中、大自然を感じられる見所があって、ガイドさんが見方を丁寧に教えてくれたおかげで充実した帰路を過ごせた。
列車から降りて滝を見たり、急な角度の曲がり道では列車を撮るシャッターチャンスだということを教えてくれたり。
おかげさまで素敵な風景を写真としてお土産に…!
ケアンズ郊外へ近づいてくると、豊かな生活をしてる人々の様子を垣間見ることができた
広い庭付き、プール付きの家で、お馬さんやチキンを飼って、平屋建ての家でのんびり過ごす様子…。
もちろん全員がそうは裕福ではないとはおもうけど、一つ一つの家の間にはしっかりと空間と、日が差し込む場所があって、東京と比べてものすごく健康的に過ごせそうだなぁ…と。
そんな素敵な生活をしているお家から、おじいちゃんとまご、ママと子どもが列車に向かってニコニコ手を振ってくれたり
踏切で列車が通るのを待っている車の運転手のお兄さんまで、爽やかな笑顔で列車を見送ってくれたり…
心の温かさを感じる列車旅の終盤だった。
オージービーフを美味しくいただいた夜の次の日は、待ちに待ったグリーン島へ!
私たちはせっかくなのでダイビングをやることに!
ダイビングの選択、大大大大正解!
ダイビングの話はひとまず置いておいて、島について初めにしたアクティビティ、グラスボトムボートの思い出を!
私たちはなんと!!グラスボトムボートの上からウミガメを見ることができたの……!!
そんなラッキーなこと起こると思っていなかったから、泣きそうになる程嬉しかった…
ガラスの上から見るグリーン島の周りの海は本当に透き通っていて、魚が生き生きしているように思えた。
海の綺麗さをまずは水に触れないところからも実感できて、ダイビングがますます楽しみに。
ダイビングはこれが人生初めて。
(耳鼻科の先生いわく)耳抜きが元々苦手なので心配だったけど、海に入ったら透明度に驚いてもうそんな心配忘れるくらい!!
インストラクターさんの指示に従って、触れていい生き物には触れることができて、自然との密接な距離感に感動してしまった…
触れたら動く、シャコ貝やクリスマスツリーワームとの触れ合いもできた!
ただ途中で案の定右耳の耳抜きができなくなってしまって痛みにやられていたけど、、痛みを忘れさせてくれる出来事が。
なんと、ここでもまたウミガメに出会えた……!!
サンゴやナマコに囲まれて穏やかに目を瞑って眠るウミガメさん。
人間がお邪魔している環境でも、
こんなに平和そうな表情をしているんだなぁ…とここ最近ないくらいの癒しを得られた…。
ウミガメさんのあの表情は自分の中で平和の象徴に。
あの表情、絶対忘れたくないなぁ…。
グレートバリアリーフにウミガメは多く生息してはいるものの、遭遇できるのは稀だそう。
その日の天気と環境とウミガメさんとインストラクターさんに何よりも感謝。この機会を与えてくれたるっちょにも大感謝。
至近距離でウミガメを見られたことが今回の旅行の最高の思い出!!
海から帰ってきたあとは、美味しい海鮮を頂きに、THE RAW PROWNという海辺のレストランへ。
海と広場を見渡せる立地で夕方の風を浴びて、海で遊んだ疲れを癒せた。
ボンゴレと
海鮮の盛り合わせ。
道行く人を観察しながらケアンズの穏やかさを実感できた最高の時間に。
1日フリーの時間がある最後の日はまた島へ。
今度はグリーン島よりも人が少なくて落ち着いているフィッツロイ島へ移動!
ここの島、、最高。
ビーチはサンゴで成っているから、サンダルを履かないと足の裏が痛くなるけど、
波が打つたびに、サンゴとサンゴがぶつかる「カランカランッ」っていう音が聞こえてきて…
波の音とサンゴの音のヒーリング効果、物凄かった…。
腰から下を水につけて、その音を聴いているだけであっという間に1日が過ぎてしまうような感覚。
人も少ないから、自然を贅沢に味わえるものすごく豊かな時間を過ごせた…
本当の豊かさとか贅沢さって、こういうことなんだなぁ…と、一人で勝手に納得してた。
この日もまたグラスボトムボートに乗船。
グリーン島で体験したものは2.30分のものだったけど、フィッツロイ島のものは島の周りをぐるっと一周する贅沢なツアー!
日の光によってだったり、島の方角によってだったり、サンゴや海の表情が変わるのが面白かった…
少し離れて島を見ることで、この島がいかに豊かな緑を持ってるかとか島が生まれたときにどれだけの石も同時に出来上がったのかとかを見ることができた。
島をぐるっと周ったあとは、水の中でのアクティビティ!
シュノーケル、スタンドアップパドル、水上トランポリンを満喫!
浅瀬にも小さい魚の群れが沢山現れて、深いところまで行くのが少し怖い私たちでも、自身で十分に楽しめたシュノーケルだった。
もう一生海でこんなに身体を動かすことないかもなぁってぐらい海遊びを楽しんだ!
フィッツロイからケアンズに戻り、旅の最後のディナーはもちろん、オーストラリア料理で締めくくり。
港にあるOcherにて。
前菜プレートの左から2番目はクロコダイルの燻製、右から2番目はカンガルー、一番右はエミューのお肉が入った揚げワンタン。(ワンタン!笑)
メインにはカンガルーのサーロインを。
赤身が多いお肉で、脂身のお肉が最近食べられない私にとっては、食べやすくておいしかった!
今回は特別な機会だったけど、食べやすいお肉なので、もっと日常的に食べたい…笑
贅沢にオーストラリアで取れたお肉を楽しませてもらった。
この料理を贅沢に感じさせてくれた更なる理由は、レストランの立地!
目の前が海で、そこには港も。
グリーン島やフィッツロイ島に私たちを連れて行ってくれた船も視界にあって、
楽しい旅を振り返させてくれる最高の立地。
食べ終わる頃にはちょうど日も暮れて、ピンクに広がる夕焼け空。
この旅行ができてよかった…と心の底から思わされる風景だった。
ホテルまでは少し遠回りして海辺の道を。
もう日も暮れているのにLagoon(市民プールのような)には、まだまだ多くの人たちが。
ライトアップされたプールの中でげらげら笑う子どもたちや、ゆったりと過ごしているカップルが、ものすごくきらきらして見えた…
外からそれを見てるパパやママたちもみーんなにこにこしていて、
少し離れたところからは、”What a wonderful world”を歌うおじさんの声が聞こえてきて…。
家族や友達、恋人たちがみんなにこにこして過ごして、穏やかな音楽が聴こえてきて、
これこそが平和なんだなーと涙が出るほどしみじみしてしまった。
自分も大好きな人たちとこれからもまたたくさん平和な時間をすごせるように、
もっと頑張ることを頑張って行きたいなと強く思うことができた旅の締めくくり。
寒いところに戻ることになるけど、しばらくまた、普通の生活を一生懸命過ごしていこうっと!
最高の旅をありがとう、るっちょ!
26-31, January, 2018
Cairns (+Green island, Fitzroy Island )