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気づけば、最後の授与所出勤だった月曜。
風が爽やかで、一気にここを去らなきゃいけないことを実感し始めてものすごく切なかった…
神社の勤務を終えた後は、久しぶりに千葉へ。
美味しい火鍋に連れて行ってもらって、たっぷり食べて、身体もほっかほか。
少し前まで一緒に住んでいたのに、
最近はなかなか会えていなかったので旅行出発前にゆっくり会えてよかった
有り難いことに、空港までも車で送ってもらって本当に助かった。ありがとう。
彼は3月にベトナムやタイに旅行に行くらしいので思いっきり楽しんできてほしいな。
ぎりぎりで成田空港に到着し、旅行がスタートした火曜日。
わたしよりもずっと早く空港に着いてくれていたかすみんのおかげで、脚を広げられる非常口の前の席をゲット!
運のいいことに先週引いていた風邪は、飛行機でマスクをして脚を伸ばしてたっぷり寝たら完治。
この前7時間ほどのフライトを終えたばかりだったから、今回の10時間もあっという間だった。
まずはワルシャワで一度ストップ。
時間が短くて特に何をしたわけでもないけど、
言葉が何もわからなくて混乱したり、
ポーリッシュポタリーのお土産をみて東欧の旅行もしてみたいなぁと思ったり、
この旅行への期待を膨らませたり、
そんなこんなであっという間に次のフライトへ。
ロンドンまでは離陸と着陸以外は全部爆睡。瞬間で到着した感覚だった。
入国審査がやけに厳しくなっていて、
今の時代の動きにすこし嫌気がさした。
入国審査を終えて、ひさーーーしぶりのロンドンの地下鉄へ。
ぬるくて、揺れて、きもちわるくて、
でもなぜだかもの凄く懐かしくて。
一年ぶりに、やってきたな〜〜っていう実感がすごい湧いた。
今回滞在してるエリアはものすごく静かで綺麗な住宅街。
おうちには、小さなお庭や素敵な家具が揃っていて、不思議ととっても安心できるところ。
旅行が終わったら、また改めて綴ろうっと。
ロンドン1.2日目は、一緒に働いていたこじと合流。
一緒に働いていた時は、いつもいつも「開いた口が塞がらない」っていう言葉通り、ノンストップで話していることが多かった。何でも話を聞いてくれるし色んなことをオープンに話してくれる存在で、イギリスにワーホリに行くために仕事を辞めてしまう時は、悲しくて、寂しくて仕方なかったな。
でもいつか絶対会いに行くつもりでいたから、それが叶って本当に良かった。
細かいことは、また旅行番外編に。
翌日ははじめての地、コペンハーゲンへ。
他の国に移動しているって信じられないほど、あっという間に到着して、ヨーロッパの立地の良さ、日本の孤立具合を痛感。
もっともっと気軽に色んな国へ飛び立てる国に住めたら良かったのになぁとつくづく思う。
はじめてのコペンハーゲン。
極寒と予測していたおかげで、
耐えられる寒さだった。ふぅ。
今回はコペンハーゲンでも、以前一緒に働いていたシャーロットと会うことに。そして有難いことにお泊まりもさせてもらった。
シャーロットと一緒に働いたのはたった2ヶ月くらいの間だったけど、
その間にものすごく仲良くなれたな〜。
お互いの彼も交えてご飯に行ったらみんなででかけたり、わたしの働く神社に初詣に来てくれたのも思い出深い。
国籍で人格を判断するのもおかしいけど、
シャーロットは今まで一緒に働いて来た日本人以外の人の中で、いっちばんシャキシャキ働いて、頼り甲斐があって真面目で、でも一緒にいてとても楽しい子でもあって!。
だからこそ一緒に働くのがとっても心強くて居心地が良かったから、これまたシャーロットがデンマークに帰る時はものすごく悲しかった。
仕事で忙しいはずで、週末もゆっくりやすみたいだろうけど、私たちのために本当に色々とお世話をしてくれた。
お金がかかるような観光地にも付き合ってくれたり、1人で来てたら絶対にわからないようなことを教えてくれたり。
シャーロットがいてくれたおかげでコペンハーゲン滞在がより充実したものになった。
コペンハーゲン滞在最後の、日曜夜、つまり今はまさに「ヒュッゲ」を楽しんでる。
ミートボール、サラダを作って、エルダーフラワーのジュースを飲んで
食後はドリームケーキをつくって。
テーブルにはキャンドルも灯して
みんなでキッチンで作業をする楽しさを久しぶりに感じて、4月以降仕事が始まっても家族や友達とこういう温かい時間を過ごせたらいいな〜と思うばかり。
ヒュッゲの国で、ヒュッゲの体験をできて良かった。
明日はロンドンに帰国。
この旅行、まだまだ終わらないでほしい〜〜…。