ひつじとオリーブ

日曜日に日記をひとつ、書いています。

copenhagen

 

時系列がめちゃくちゃになるけれど、

ひとまずデンマークでの思い出のまとめから。

 

まずはビクトリアからコーチでスタンステッドへ。コーチからロンドンの景色を一通り楽しめて観光気分。

 

スタンステッドからコペンハーゲンは本当に一瞬で、びっくり。

 

まずはシャーロットのアパートメントにおじゃまさせてもらった。

 

可愛くて、可愛くて仕方ない…

インテリアの扱いのセンスが良すぎて、大興奮。

同じ20代の女の子が平然とこんな素敵な暮らしをしているなんて…。

今後の生活に活かしたいなあと勝手に観察させてもらった。

 

その家具の中には、親や祖父母、彼の親から譲り受けたもの、処分されているもののから拾ったもの、マーケットで安く掘り出したものがうま〜く組み合わされていた。

 

良いと思ったものをぽんぽこ買うんじゃなくて、今あるものや手に入りやすいものを組み合わせて自分の空間を作っていく。本当に学ばされた。

 

 一晩目は、コペンハーゲン人の日常、自転車を体験。

 

…。

 

鈍臭さを大発揮。

 

サドルが高いわ、慣れないペダルブレーキがついてるわ、進むの早いわ、ついていけず…。

おしりを痛め、おまけに膝からすっ転んだ。恥ずかしい。

 

でも後半は段々慣れて、楽しく感じるくらいに。

自分の身体の大きさに合う自転車さえあれば、市内は小さくて移動が簡単だから、自転車での移動生活はとっても快適だな〜とかんじた。ごちゃごちゃの満員電車も避けられるしね。

 

 

翌日は、おいしいデニッシュをベーカリーで買って、穏やかで豪華なあさごはん。ゆっくりできて最高!。

 

ただこの後、事件発生。

デザインミュージアムに向かって乗ったバスが予想外の混雑で、

バスを降りてかばんからお財布を出そうとしたその時、、、

 

お財布が、

 

ない。

 

閉めてたはずのかばんは全開にされていて、

すられちゃった、と気づく。

 

この後かすみんには大迷惑をかけまくって、時間を沢山もらってしまってカードの手続きやらもろもろを済ませた。

カードもすぐに止められたし本当に大事なものの損失は無くて一安心。

でもかすみんにはたくさんの時間や手間、迷惑をかけてしまって、猛反省…。

本当にありがとう、かすみん。

 

焦っていたときに、青空が出たので

気分転換にニューハウンへ。

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珍しく現れた青空に、家の色が映えて

デンマークにきたーー!!!っていう気分になれた…!!

 

気を取り直して旅も再開。

改めてデザインミュージアムへ。

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いつもお世話になったるカトラリーや鳥さんボトル。

普段、こんなに洗練された可愛いものを当たり前に使っていること、忘れてた。

カフェの仕事にいっぱいいっぱいになってたけど、この子たちはミュージアムに展示されるようなおしゃれな子たちなんだなぁと実感し、改めて大切に使わねば、と。

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 いままでにいったことのないようなミュージアムで、わくわくわくわくしまくっていた!。

 

そのあとは市内の城を見に行った。

私たちが旅行に行く数日前、デンマーク女王の夫、ヘンリック殿下が亡くなったらしい。

広場には数え切れない程の花が供えられていた。

全然知らなかったのに、悲しくて、

そしてこんなに人々が殿下のことを考えているのだと考えると、涙が出た。

 

午後はクリスチャニアで過ごして

夕方からはノムの若いともだち2人と合流!f:id:lilybells18:20180223205441j:image

 

ご飯の後にはカードゲームをできるところへ移動して、結構真剣にゲームを楽しんだ。 

 

日本の1つのカフェで違う時期に働いてた5人が、オーナーの出身地で集合して遊ぶっていうのが本当に不思議で面白かったし、

こうやってもともと接点のなかったわたしたちを引き合わせてくれたことに感謝したい。

 

日曜日は少し遠出。クロンボーへ。

一年生の時に読んだ「ハムレット 」の舞台にもなった城。

 

遠くからは、海の中に孤独に聳え立っているように見えて、

ああ、こういう場所だからこそ悲劇のハムレットが書かれたのね、と納得。

 

それからケネスブラナーの映画を見たことがあったから、白黒の一抹模様は映画の演出上のものだと思っていたけれど、

もともとの舞踏場も同じような柄で。

 

もっと舞台を知っていれば、

読んでいた時ももっと楽しめたのかな〜。

 

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コペンハーゲンよりももっと寒かったけど、街も可愛くて素敵なところだった

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市内に戻ってからは、チボリ公園を少しのぞいたりスーパーやいきたいおみせでお買い物を済ませてから、街を一望するためタワーへ。一つ目の目的地、シティーホールのタワーはもう夕方で閉じていて、もう一つのタワーへ。

デンマーク語は音が難しくて、名前はわからない。だから行ったタワーの名前は、知らない。

 

でも2日間かけてめぐった街を滞在最後の夜に眺められたのはすっごくいい思い出。

派手な夜景でもなんでもないけれど、

大切な友達と再会できた大切な場所だから。

 

留学をして住んでいたことのあるかすみんにとってはもっともっと感慨深い時間だったんじゃないかな〜。

 

そこから夕飯をどうしようか相談していると、シャーロットが家で作ることを提案してくれた!日曜だから。”Hygge”しなきゃね。

 

シャーロットはサラダを、かすみんはフリカデーラ(デンマークミートボール)、そしてわたしはドリームケーキ(デンマークのココナツのケーキ)を主に担当。

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(カフェで売ってるドリームケーキよりも美味しくできた…。シャーロットが包んでくれて、残りの分もイギリスで楽しめた。日が経つにつれて美味しさが増した。またつくる。)

 

 

 

準備の時間から食べる時間まで、楽しすぎた〜。

旅行していたのに、不思議とかすみんとシャーロットと3人でおうちで過ごした時間がコペンハーゲンでの1番の思い出。

 

キャンドルをつけて日曜の夜にゆっくり、家でみんなで作ったものをいただく。

 

最高の過ごし方。

デンマークでほんもののヒュッゲを体感できた。

 

社会人になってもこういう時間を大切にする。と決心した。

 

 

翌日は楽しみにしていたACパークスやHAYをみたり、かすみんの留学時代の友達に会ったり、最後の1分まで充実していた。

 

空港ではかすみんおすすめのいちごタルトを頂いて、コペンハーゲンの旅は完璧に締めくくれた。

 

 

またイングランド版は別で更新しよっと!

 

長くなりましたが、ひとまずここでデンマーク日記はおわり。

 

これからも生活に、インテリアにこだわったり色にこだわったりヒュッゲな時間をつくったりと、デンマークエッセンスを取り入れていこうと思える旅になったとさ。

 

 

Copenhagen 

16-19th February, 2018