ひつじとオリーブ

日曜日に日記をひとつ、書いています。

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🌼

 

 

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このことを記す日が来てしまったのか…。

 

いつかくると心のどこかで分かってはいたけれど。

 

勇気がいるけれど、先延ばしにしたところでなんの意味もないことだから、すっきりとここに書き残す。

 

 

3年半、そばにいてくれた大切な人と、お互いの合意があったうえでお別れをしました。

 

横にいてくれるのが当たり前のようになっていたし、この先もずっとそばにいると思ってたし、彼がアメリカに発った時でさえ、またすぐに一緒に暮らせる日が来るんだろうなとやわらかに感じていた。

 

でもそれは、ずーっとふわっと考え続けてきていた延長線にあった幻想のようなもので。

いざお互いの性格や将来に改めて向き合った時に、今はわたしたちは離れることをベストの道として選んだ。

 

ずっと寄り添ってくれていたからとても勇気のある決断だったけど、彼の方からもやもやになっていたものをきちんと声に、形に、してくれて、なんだかこの決断にたどり着けて(物凄い大きさの悲しみは横に置いておいて)とてもすっきりとした。

 

勿論そう決めた日は、今まで敷かれていたと思い込んでいたレールが全て崩れて、目の前が真っ暗になった気がした。

単純に沢山泣いた。

 

でも日が経って心が落ち着くと、今まで見えていなかったものが見えたり、これまで選ぶことのなかったであろう道にこれから踏み入れることができるのかとそんな可能性を考えたり、なんだかものすごく前向きに捉えられるようになった。

 

 

これはきっと、私も心を込めて彼のことを大切に感じて過ごしていたこと、伝えたいことは必ず伝えてきたことがあったから、

そして何より彼がわたしのことを大切に大切に、どんなものよりも大きな心で受け入れてくれていたこと、これがあったから。

相手を恨んだり、過去を悔やんだりすることもせず、きれいで楽しい恋をすることができたな、とアルバムをめくるような感覚で自分が送ってきた恋愛模様を俯瞰することができる。

 

大切な思い出が沢山できたし、初めて(ホームステイ以外で)家族以外の人と暮らしてその上で必要なことを学んだし、ほんとうに人生の中でこれから先もずっと大事だと思える期間になった。

 

 

自分の人生で初めて、「愛してる」と言ってくれた人。

 

自分の人生で初めて、「愛してる」と言えた人。

 

本当に感謝の気持ちでいっぱい。

 

 

もしまた好きと思える人に出会えたら、

この恋で学んだことを大事に大事に、

その人のことを心を込めて想っていきたいなぁ。

勿論恋人だけにじゃなくて、もっともっと家族や友達や日々の生活で出会う人たちに愛をもって、接して行かなきゃな。

 

 

 

Special thanks to かなこちゃんとだいちゃん。今週会って、わたしの話を聞いてくれたふたり。