ひつじとオリーブ

日曜日に日記をひとつ、書いています。

15

 

ものすごく濃密な1週間だった。

 

笑って笑って笑ってちょっと泣いて、最後にはこれから頑張ろうと思えるような。簡潔に言うとそんな1週間だった。

 

火曜から木曜は遠征の研修へ。会社の持つ施設の視察、おまけに最高の機会、開業前の施設の視察もさせていただいた。

同期への愛が深まった3日間だった。

 

わたしはバスに乗るのが小さい頃から今も苦手で、この歳になっても団体移動のバスは酔ってしまう…

耐えられなくなりかけていた時に一瞬外で空気を吸ってバスへ戻った時、みんな優しい声をかけてくれて泣きそうだった…

お水をくれる子、窓開けていいって、と教えてくれる子、スカートのチャックとりな〜、といってくれる子、ビニール袋を用意してくれる子、すっかり元気になって新幹線に乗ってからも声をかけてくれる子、、、

上司からも「きつかったよねえ、ごめんね」と優しい言葉をいただいた。

こんな子どもみたいな体質のわたしを放っとかずにいてくれて、こんなに優しくしてくれる人がいるなんて…数日前の出来事だけど、今でも涙が出そうになる。

社会人としてまだまだダメダメだけど、この人たちに囲まれていると思うと本当に安心する。さらにその分、もうこれ以上心配はかけたくないなと思う。

 

優しくしてくれる同期や上司に恩返しができるように、頑張っていこうっと。

 

 

研修を終えて金曜は、ずっと心配ごととして頭から離れなかった、配属の発表。

わたしの働く会社は全国の本当に色々な場所に事務所が散在しているから、どこで働くか全くわからないまま、そわそわの期間が長く続いた。

東京五輪に携わりたい気持ち、日本らしい店舗をどんどん知ってほしい気持ち、そういう日本にしかない空間を作りたい気持ち、こんな思いがあったから希望を出していた場所があったのだけれど、それは全く通らなかった…。

配属されたのは、自分がもともと住んでいる県の中の、全く知らないところ。

引っ越しを伴わないから、遠くへ引っ越さなければ行けない人と比べれば幸せな配属だと思うべきだとは思うけど、私には私の活かしたかった力や実現したかった想いがあったから、それを思うと希望とかすりもしない結果に悔しい思いもした。

伝えたいことをまとめて臨んだ面談も心を込めて書いた文も無意味だったのかな、と。

 

でも決められたことは仕方ない。

 

その場所を好きにならないといい仕事ができるはずがない。私の場合はそういう職場なので、これからは前向きに、頑張っていこうと思う。

 

同期の1人が配属決定前日に「置かれた場所に咲きなさい」を読んでいて話を聞いたのだけれど、本当にそこで自分のできることを探して、生き生きとできることを見出して行かないと行けないなぁ。

 

知らないところに行けることってきっとラッキー。

自分がやりたかったことはまた数年後にできると信じて。

新しく決められた場所では来月5月からお仕事を開始する。

 

 

それまでは大好きで大切な同期たちと残りの期間を充実させていきたい。

 

 

 

そんなこんなして平日はあっという間に終わり。

 

土日もタックとのんびり過ごしていたらあっさり終わってしまい、初めて日曜に日記を更新するのを忘れてしまった。

 

月曜の朝の更新になってしまったとさ…。